転生したら推しのダミ ーヘッドマイクだったんだが尊

転生したら推しのダミーヘッドマイクだったんだが尊すぎてハゲる(仮)[b_nst]



2021年07月09日0時
◎あらすじ

今日は新作ボイスドラマ「ブラッド・キラー」の収録日。
新人声優の貴女は憧れの先輩声優との初共演に胸を高鳴らせスタジオに入りますが、そこで待っていたのは人間の頭部を模した無表情のマネキンマイク(=ダミヘ)でした。
収録を終え、物珍しくダミヘに近づくと突然足下の魔方陣(ダミヘに語りかける位置を指示する為、床に描かれた紋様)が輝きだした。
なんと、貴女は知らず知らずのうちに悪魔と禁断の契約を結んでいたのです。
気がつくと貴女は身体の感覚を失っており、声をあげることも出来ない。
不思議に思っているとそこに現れたのは憧れの先輩声優!

「なにこれ・・・まさか、これって・・・」

そう、貴女の魂は先ほどのダミーヘッドマイクに憑依してしまったのです。
否応無しに浴びせかけられる演技に、なす術も無く身も心も骨抜きにされてしまうのでした。

◎登場人物
貴女・・・ボイスドラマ「ブラッド・キラー」ウィリアム役の若手声優。
収録を終えるが、帰り際に魔方陣の上に立ったところ、たまたまその動きが霊障の儀式に酷似しており、
貴女の魂はダミヘの中に憑依してしまう。
身じろぐ事も声を発する事も出来ないまま、ダミヘとして黒内一穂の収録に立会う事になる。

黒内一穂(大野智敬)・・・吸血鬼=ルカニコ・エマーティノス役の先輩声優。
艶っぽい演技に定評があり、貴女の憧れの先輩。
正統派の二枚目を多く演じているが、黒内自身は意外と天然なところがあり、
共演者からいじられる事もしばしば。

ディレクター(森永彩斗)・・・ボイスドラマ「ブラッド・キラー」ディレクター

悪魔・・・???

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